1200年頃の創建といわれ、開山は「慶叔大孝禅師」、開基は三浦大介義明の孫に当たる「三浦駿河守義村」と伝わる。大正時代に震災で焼失し、現在の本堂は平成元年に落慶したものである。本尊の聖観世音菩薩は「行基菩薩」の作といわれ、高さ48cmの座像である。また境内には西堀栄三郎、植村直巳、多田雄幸の各氏を顕彰する碑が建立されている。碑には「お三方の出会いの地、当福寿寺に顕彰碑を建立」と彫られている。