浄土宗
定印観世音菩薩
文明元(1468)年
この寺は、有名な銀閣寺(慈照寺)を建てた室町幕府八代将軍足利義政の開基であり、しかも銀閣寺より15年も早い文明元年(1468)の創建であるから歴史も古く、格式の高い寺である。しかしその後、幾多の転変を経て明治中期にこの地に移ってきた。堂内は赤く塗った結界で内・外陣が仕切られていて、正面中央の間の厨子に定印観音、お前立て観音、右側の厨子に地蔵尊、左側の厨子に不動明王が祀られている。観音像は、この寺の開基足利義政公の守り本尊と言い伝えられていて、聖観音菩薩である。ただ、如来像の様に印を結んでいるので定印観音と呼ばれ観音像としては珍しい。
横須賀市林5-1-5
046-856-7317
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