曹洞宗
十一面観世音菩薩
文久2(1862)年
現在は無住で、約二㎞離れた本端寺の管理になっている。観音堂は昭和四十四年に宮城地区の人達の協力で改築され、ご本尊十一面観世音は、昔この辺が宮城という地名であったことから『宮城観音』として親しまれ、この他に七観音がまつられている。 本端寺は中興開山が大庵文広、三浦家の菩提であり源頼朝の別荘、桜の御所旧跡と伝わる。鎌倉幕府を開いた源頼朝は、花の咲くころになると鎌倉から来遊し花見を楽しんだ。桜の花見は『桜の御所』桃の花見は『桃の御所』椿の花見は『椿の御所』と名付けられ、この三か所を総称して『三御所』として呼ばれた。桃、椿の御所はそれぞれ二番と四番の札所になっている。
三浦市三崎町5
046-881-2427
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